今回の区切り遍路で持っていく装備からの続きです。
10月28日の夜、翌日の区切り遍路に向けて21時出発の予定が、今日に限ってビーニャのバレーがいつも負けるライバルチームと接戦の結果勝利。
その試合から帰ってきて出発できたのは21時20分!
全然嬉しくない。
大分県の臼杵港発、愛媛県八幡浜行きフェリーの出港時間は23時55分!
我が家から臼杵港まで2時間40分!
外は雨!走りにくい!無理だろ!ファァァァァ!!!!
とは言え、間に合うものです。
出港の15分前に臼杵港に到着、無事四国への船に乗ることに成功した。
不眠症で苦しんだ俺も船内で1時間以上の睡眠が取れてスッキリ!
グッスリ眠っていたので到着前のアナウンスで目覚め、慌てて大好きな夜の八幡浜港の写真を撮る。
船の中で日付が変わってました。
そこから下道で高知県四万十市の中村駅までトコトコ走ります。
思い出の宇和を通りすぎ、霧の歯長峠を越えて、三間の道の駅から左折します。
その辺りから山に入っていきますが、雨も強くなりだし順調に走れなくも、午前5時過ぎに中村駅に到着。
俺の隣には電車オタクがいるので、そいつの希望もあり出来るだけ長時間電車に乗れる各駅停車で目的地の“のいち駅”を目指すことになります。
ですので約4時間かけて28番札所最寄りの“のいち駅”にやっと着く予定です。
その中村駅始発が7時過ぎなので、それまで仮眠をとりました。
起床後、車の中で支度を済ませ、無事中村駅を出発。
途中、37番札所岩本寺の最寄り駅窪川で1度目の乗り換え。
車窓からは懐かしい遍路道と、もちろん今回歩く遍路道も。
乗り換え列車までの待ち時間40分を利用して、1度駅を出て駅前の喫茶店でモーニングを食べました。
そして、乗り換えの電車の時間なので駅に戻り改札を通りますが、その時、事件は起きました。
改札の人の、俺に対しての対応に明らかに違和感あります。
切符を見せると、
駅員「あたふた、あたふた、のいちOK!」
そして2番ホームに停車する電車を指差し、
俺「あれ?」
駅員「あたふた、あたふた」
俺(変わった人だなぁ…、忙しかったんやろか…)
すると後ろのビーニャがボソッと言いました。
ビーニャ「絶対外人と間違ったやろ…」
俺「そう言う事か…、俺も逆の立場やったら全く同じリアクションしてるわ…」
まだ日焼けもせず、遍路も開始してないのに、早速、四国の洗礼、頂きました…。
四国の皆さん、もう慣れましたよ!
因みに遍路一周を通しで歩いた時に、ここ窪川で声をかけてきた人は一言目から「日本語わかるう?」でしたよ。
因みにお接待所でそれなりに有名な人ね。
2つ目の乗換駅の高知駅に到着。
電車オタクがいるのでワザワザ乗り換えまでの時間に改札を出してもらって駅を徘徊しますが、電車を見て何が楽しいのでしょうね?
そしてのいち駅に着いたあと、ちょうど昼前だったので近くのショッピングモールで昼食をとり今回の歩き遍路を開始しました。
お山の上のお城を見ると『帰ってきたなぁ』と思います。
あれほど降ってた雨も予報通り昼には上がりました。
『あぁ…、汗が出る…、今日は風呂に入れるのだろうか?』と、いつものこれ始まります。
28番札所大日寺への遍路道に入ってすぐに今回初の鯖さんゲット!
少しだけ山登りしたら、お久し振りです。
28番札所大日寺に13時頃着。
あぁ…、上りで汗かいたわ…。
早速、境内で歩遍路っぽい外人さん発見。
ずいぶんと歩きやすい時期になってますからねぇ。
次のお寺、29番札所国分寺を目指します。
今日歩ける距離は時間的にも、次のお寺まで届くか届かないかという所でしょう。
野宿ポイントも前回御世話になった松本大師堂の駐車場を過ぎた先には心当たりがない。
いや、あるが、テントを張れるのか確信がない。
その上、29番札所手前の温泉には絶対入るつもりだから時間の見通しも難しくなる。
と言うわけで、今日は無理しない程度にゆっくりゆっくり、目的地の29番札所手前を目標に歩きました。
前日の大移動と睡眠不足、出発前のぎっくり腰もあり無理もできませんしね!
今回もビーニャさんにはソーラー充電を頑張って貰いましょうね。
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ビーニャさん愛用の少し重めのしっかり充電さん。
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俺愛用の4年経った今も未だに現役初号機さん。
使用上のアドバイスとしては、ついつい普段の日も使いたくなりますが使用するのは旅の時だけにしましょう。
日光に当てる時間が多くなれば多いほど生地の痛みが目立ち、肝心な時に使えなくなります。
節約の自家発電のつもりが結果的に赤字となると思います。