区切り遍路初!四万十大橋での夫婦喧嘩! 区切り遍路24日目①からの続きです。
決壊した道路を過ぎてすぐに伊豆田坂遍路道への2つ目の分岐点がありました。
車道はこの先で行き止まりのように見えましたが、後でこの先に旧トンネルがあることを知り、そっち系が好きな俺としては見に行けなかったことがとても残念な話となりました。
写真右が伊豆田坂遍路道への分岐ですが、その入り口から水が染み出て路面を濡らしておりますね。
真っ正面に見える車が停まっている場所が塞がれた旧トンネルでしょう。
いよいよ初めて挑む伊豆田坂遍路道に入りそうです。
1620メートルある下の伊豆田トンネルを進めば約25分程トンネル内を歩くことになりますね。
取り合えず時間も丁度休憩タイムなので、遍路道に入る前に休憩します。
勿論、電力が限られているの旅ですので少しの時間でも出来るだけソーラー発電を頑張ります。
今日はカイも休憩中は伏せて休んでくれますが、カイが可愛くて可愛くて堪らない人は一緒に寝ます。
日に日にカイの可愛さが増してきてます。
既にこの時点で予想外の時間を使ってしまっておりますので、休憩は短くして歩き出しました。
出だしはまだ林道と言った感じですが、このまま平和に終わってくれるのでしょうか?
そんなはずはありません。
伊豆田坂遍路道の入り口が林道右の山に向かって姿を現しました。
ビーニャ「標高250メートル位が峠みたいだからそんなに登らないはず」
ビーニャさん曰く手元の高度計では既に標高200メートルを越えてるので楽勝でしょうね。
スタートしていきなりの急勾配が始まりますがビーニャさんの言葉を信じます。
しかし、その標高250メートルを越えても終わる気配がありません。
今か今かと峠を待ちわび、カーブを曲がる度にその先にある峠を想像しますが期待を裏切る登り坂の連続。
おい、お前絶対嘘言っただろう…、何だ…、この激坂…。
ロープを掴んで必死に登ります。
後ろではいつもに増してシッポをフリフリしてるカイがベロを出して着いてきます。
それに引っ張られるビーニャは楽に登れるでしょう。
必死に登り続け、やっと峠に到着。
手元の高度計アプリでは標高320メートル。
誰かさんの言った数字より70メートルも登らさせて頂けたお陰で少し痩せた気もします。
しかし、この峠の遍路石を見れただけで満足。
遍路道入り口には真念庵まで一時間半と書かれており、何故そんなにかかるのか不思議に思いましたが、その通りのキツイ遍路道でした。
峠を下りますが、下り道は息は切れませんが時間は登りと同じくらいかかります。
足腰への負担も多く、実は歩きにくいのです。
カイがビーニャを引っ張ります。
峠で油断しましたが、ここの下りもまた辛い勾配のカクカクとしたつづら折れの道です。
須崎市から中土佐町へ抜ける焼坂峠レベルの遍路道って印象です。
今回の遍路はカイがいるのでリードを持つビーニャさんはいつものトレードマークであるトレッキングポールの出番はありません。
それにしてもこの人の荷物はいつ見ても酷いですね。
何をこんなにぶら下げて歩いているのでしょうか。
伊豆田坂遍路道の下りもなかなか大変な下りでした。
カイは終止シッポフリフリで楽しんでいる様子でした。
やっと下り終えると真念庵打戻ルートの県道46号線に出ました。
ここから39番札所を目指して歩いたのが懐かしいです。
ここから少し遠回りをして真念庵へ向かい、その先のドライブイン水車で遅い昼食を取りましょう。
伊豆田坂遍路道恐るべしでした。
トンネル通れば今ごろ何処まで進んでたのでしょうね。
新品価格 |
ビーニャさん愛用の少し重めのしっかり充電さん。
新品価格 |
俺愛用の4年経った今も未だに現役初号機さん。
使用上のアドバイスとしては、ついつい普段の日も使いたくなりますが使用するのは旅の時だけにしましょう。
日光に当てる時間が多くなれば多いほど生地の痛みが目立ち、肝心な時に使えなくなります。
節約の自家発電のつもりが結果的に赤字となると思います。