大岐の浜へ 区切り遍路24日目④からの続きです。
高知県土佐清水市にある大岐海岸での朝を迎えましたが、やはり深夜から冷え込みました。
それに身体の痛みもあって何度も寝返りを繰り返します。
今回の遍路は足の痛みよりも上半身、特に肩の痛みが辛いです。
何故かザックが身体に馴染まず上半身に無理が来てますね。
それでも睡眠は満足できるものでした。
清々しい朝でロケーションも最高です。
朝の冷え込みが朝の支度を遅らせます。
朝食は毎度のお茶漬けですが、昨晩はご飯を残すことなく2人で完食したので、今朝は1合炊きました。
朝食を終えると片付けをして出発ですが、ギリギリまで柵にぶら下げたソーラーで朝日を使って充電します。
海に面している宮崎市で保護されたカイは砂浜を歩いたことがあるのだろうか?
本当ならこんな歩きにくい道は歩きたくないけど、ビーニャさんの希望あって砂浜の遍路道を歩きます。
砂に足が取られて上手く進めず疲れる…。
カイも海が好きなのかいつもに増してシッポを振ります。
俺たちは、背中に衣食住を背負っているので足がめり込みます。
大岐の浜はとても広い砂浜で一向に向こうに近付けない。
飛行機からもハッキリと確認できるような砂浜です。
あの向かいの山に登る遍路道があるはずですが、いつも手前の川に邪魔されて登ることが出来ませんので今回はチャレンジしてみます。
しかし、今日もいつも通り渡れそうにありません。
そこで、丸太を2本沈めて橋を作り渡りました。
勿論カイにはそんなの関係なく川の中を歩いてました。
後から思ったのは、川を渡らなくてもここに来る方法があったのでは?
しかし、何処かの記述で水が流れてないときだ通ると見た記憶があるのです。
川を渡ってここが遍路道の入り口です。
よく見ると道標が何個かぶら下がってましたが、恐らく目印とされている丸い漁の道具によって目立ちませんね。
急勾配だけど、ほんの少し登ればそこの車道に合流します。
その後も淡々と歩き、以布利港を目指しました。
昨日の宿泊予定地の以布利港じんべえ広場に到着です。
ここに住み着いているであろうネコと目が合ったカイと猫の戦いが始まりましたが、猫も気が強く譲りません。
休憩しろよ…。
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ビーニャさん愛用の少し重めのしっかり充電さん。
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俺愛用の4年経った今も未だに現役初号機さん。
使用上のアドバイスとしては、ついつい普段の日も使いたくなりますが使用するのは旅の時だけにしましょう。
日光に当てる時間が多くなれば多いほど生地の痛みが目立ち、肝心な時に使えなくなります。
節約の自家発電のつもりが結果的に赤字となると思います。