遍路

野井坂遍路道へ 区切り遍路35日目⑤

区切り遍路35日目④からの続きです。

おじさんが「通れないかも」と言っていたポイントはここの先のことでしょう。

道っぽいのは残ってますが、徐々に細くなります。

実際来てみないと、どんなところなのか想像もつきませんし、今までそれなりに厳しい道を歩いて来たので、とりあえず古い地図を参考に進んできました。

が、ここは来ない方が正解でしたね。

まぁ、どうにか道を見つけて歩く人間なので切り抜けましたが、道はありませんでしたよ。

素直に県道を進むことをお勧めします。

我々が出てきたのは左側の茂みの中からで、この写真は通常ルートから撮影したものです。

通常ルートから県道のわき道を下りてきて、橋を渡って右折したらいよいよ峠に入って行く感じです。

右折したらアスファルトから砂利道に変わり林道に入ります。

「いよいよ始まるのか…」と初めて歩く道にワクワクしますね。

歩きやすい道を少し進むと、

「ああっ、見たことある!ここがあの宮崎橋か!!!」と、

ネットで何度か見かけた風景に嬉しくなりました。

しかし見ての通り橋は流されて無くなっております。

事前情報でそんな話を見かけたような気もします。

 

まぁ、無ければ作ればいいのです。

浅い川なので石を配置して渡ります。

普段は喜んで水遊びするカイも流石に寒いのか遊びません。

 

宮崎橋の名前の由来が気になる人も多いのではないでしょうか?

「宮崎健樹さんが関係しているのかな?」

調べてみるとその様でした。

 

宮崎さん、本当にありがとうございます。

今、俺が遍路を体験し、話が出来ているのもあなた様のお陰です。

お会いしたかったなぁ…。

その頃、俺は四国の地を踏み3年ほど経っておりましたが、まだ酒と薬が手離せず、本当に状態の悪い頃でした。

後悔しても取り返しのつかないのが悲しいです。

宮崎橋を過ぎてすぐの岩陰に地蔵さん。

こんな山の中にも遍路道標。

嬉しいね。

今にも朽ち果てそうな橋を渡ります。

体重と荷物の重さが怖く、恐る恐る…。

その先からくねくねとつづら折れを登り始めました。

遍路道っぽくなってきましたね。

その先で一度車道と合流してホッとしますが、案の定向かう先は目の前の登り坂。

汗を掻きたくないのに、まだまだ登るようです。

左に県道を見下ろしながら本格的な登り坂が始まりました。

頭の中では歯長峠を連想する風景です。

途中に石垣。

遍路道を歩いていると結構見かけますが、炭とか作っていた窯でしょうか?

「こんな山まで登ってきたのか…」と思わされる場所で見かけますよ。

思ったより野井坂遍路道は登りますね…。

松尾峠ルートもきついけど、野井坂ルートの方が若干登りそうです。

アスファルト道は嫌いですが、登りも好きではありません。

1番嫌いなのは街中の交通量の多い旧道です。

しかも通勤と帰宅ラッシュの時間帯や、小中学生の登校時間。

車が凄い勢いで横を駆け抜けていくのでヒヤヒヤしながら歩くし、小学生の群れは単にめんどくさいのです。

前方に倒木が見えました。

 

「あー、倒木や…」

 

一目見てめんどくさい倒木と分かります。

いや、いいんですよ、倒木くらい。

ただね、迂回できず潜らないといけない倒木が困るんですよ。

この倒木は左は崖で右は壁じゃないですか。

跨げもしない。

と言うことは、潜るちゃんなの。

そしてそのスペースも狭い。

 

ほら、荷物が重いってより、大きいでしょ?

しゃがんでも通れないんですよ。

這いつくばっても無理だし、荷物に押しつぶされそうになるし。

ザックをいちいち下ろしたくもないし。

普通の倒木でも荷物が引っ掛かるのに、こいつ、ほふく前進ですか?

この倒木は落雷によるものなのかな?

燃えた跡がありましたよ。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA