3巡目

窪津までの過酷な遍路道 区切り遍路25日目③

初めて歩く危険なあしずり遍路道 区切り遍路25日目②からの続きです。

 

運良く遍路道の間違いに気付けたものの、この橋をどう渡ったらいいのでしょうか?

意外と水量の多い小川ですが、そもそもこれは橋なのでしょうか?

因みに、ここに辿り着く直前は『やっとこの遍路道が終わるのか』と期待したほど下り、更に久し振りの車道が左手にうっすら見えました。

そこを目印にするなり、そこで車道に下りれるとすれば下りるなりするもの良いと思います。

結果から言うと、この遍路道は更にまだ長く、ここから登り下りの頻度は増えていきます。

橋が崩壊しているので近くにあった大きめの石を川に置き渡ることに成功しましたが、石が沈んでしまい俺は足を濡らしてしまいました。

足が濡れるとマメの可能性が非常に高くなりますし気持ち悪いので嫌ですね。

カイはこの橋で何度足を滑らせ隙間に挟まっただろう…。

運動神経の悪い犬だ!と言うより、犬にとって橋を渡るより水の中を歩く方が自然でしょう。

それにしても危ない橋だ。

本当にこれ、折れますよ。

ここの遍路道はこんな橋の連続、登り下りの連続、更に長く、空腹に嫌気がさしてきました。

体力も奪われ疲労も出てきて遍路道に入ってから1時間くらい経つのに、着いてるはずの窪津にまだ着かない。

『もしかして窪津の町を通りすぎたのでは?』

そうなると買う予定だった昼食、夕食をどうしたらいいのだろうと不安が過ります。

遂には尻餅をついたビーニャさんが、

「もう、この道嫌だ…」と泣きべそをかき出しました。

しかも2度も転げた。

そのたび俺は『もう遍路したいなんて言わないでくれ』と心に思います。

基本的に遍路道を選ぶ俺ですが、もうこの道は次から見なかったことにしようかな。

橋が危なすぎ、遭難しそう、長すぎ。

遍路道を抜けたときはホッとしました。

達成感すら沸き上がらないほど疲れた遍路道。

どうやら窪津の港の高台に出てきたようです。

とりあえず出てこれて良かった。

ごはんが食べれる…。

昨日の伊豆田坂といい遍路道が復元されていくのはとても嬉しいこと。

しかし、それは、歩き遍路の難易度が上がることも意味してます。

そこにあった注意書きに『そうそう』。

海を見ながら30分もちょろっと歩けば着くはずの窪津に、あんなに長く、辛く、危ない遍路道を歩いて着かなかったものだからそりゃ不安になりますよ。

そもそもあの道、1時間で済みましたか?

計ってませんけど。

因みに2ヶ所ほど古い鯖さんの道標を見かけたので、この道は以前からあったのかもしれません。

予定してたスーパーで昼食と今晩のおかずを買いますよ。

入るのは初めてで弁当や海の幸に期待ですが、ありました。ありました。

俺の喋り方は凄く独特だとかなりの確率で言われるのですが、ここでもそんなことを若い御姉さん2人と話ながら沢山買い込みました。

顔、喋り方ともによく沖縄の人と間違われますが薩摩弁だからでしょうか?

俺にとっては標準語ですよ。

そんなことしてたら、待たせたのか滅多に吠えないカイも吠えました。

スーパーの目の前にある窪津港の東屋で昼食タイムです。

あの遍路道にやられたので嬉しい休憩です。

焼きそばと唐揚げ、それにパンに凄くワクワクします。

野菜が好きなビーニャさんはそんなの食べてました。

窪津港の案内看板にはシャワーの文字がありました!

どんなところなのでしょう。

入れるのかな?

温水なのかな?

有料でもいいから温水で一般開放してて!

情報求む!

次いつくるねん。

カイの休憩中は御決まりの骨のおやつをあげます。

柴犬系雑種のコイツにはラブラドールの血が入ってるのだろうか?

口元はビーグルに見えるときもある。

なのに体重25kgのギリギリ大型犬で手も大きい。

最近は鹿にも見えてきた。

昼食を済ませたらまた登って窪津の港を一望します。

苦しみのどん底時代の自転車遍路をした時に、ここの港で天国に旅立とうとした思い出が蘇ります。

今回歩いてきた遍路道はきっとあの山の中ですね。

あばよ。

少し歩くと、小夏のお接待!

この時期にもあるんだ。

大好物ですよ!

その場で千切ってくれたおじさん、ありがと。

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