車中泊旅

清津峡トンネルに尻尾大回転 新潟・東北旅2日目④

美人林と「へぇ~」と「ふぅ~ん」 新潟・東北車中泊旅2日目③からの続きです。

 

美人林で「ふぅ~ん」して、次に向かったのは清津峡でした。

これまた週末と言うことで物凄い人の数。

駐車場手前からガードマンに止められた車の行列。

ここから先は運の問題で第1~第3駐車場と、それよりずっと手前にある臨時駐車場の何処に誘導されるか分からない。

どっちにしろ、この先がどうなっているのか初めて訪れた我々が分かるはずも無く、結局第2駐車場に案内され暫く歩くことになった。

 

空海「歩きなさい」

 

いや、いいわ。

ここの観光を決めたのもお山さんだった。

俺はどんな所に向かっているのかすら知らずに来たので、この先に長いトンネルがあることを知らなかった。

「渓谷を見て歩くんじゃないんだ」と、そのトンネルを見て一つの不安が過る。

 

俺「犬はトンネル歩けんやろ…」(この人の多さで犬連れて歩きたくない)

 

トンネル手前でスマホにて情報を調べたところ、何とペット同伴OK…。

カイもこの笑顔である。

 

しかも障がい者手帳所持だと等級によっては同伴者まで無料となったが、俺は自分のみが免除された。

入坑料800円(俺は免除)つまり、2人と大きな犬2匹で1人(匹)200円だった。

更に嬉しかったのは電子マネー等で支払いが出来る自動受付機だったことであった。

地味にポイントが貯まる!

 

犬と散歩をしていると分かるが、この子達は暗い道の先に動くものに興味を持つ。

それもあって2匹とも興奮がいつも以上に凄かった。

特に普段大人しいカイの尻尾がルンルン、そして動きはいつもの1,3倍速。

長さ750メートルほどの清津峡トンネルには途中に3ヶ所ほど横にトンネルが掘られ展望所となっていた。

普段立ち入ることの出来ない大迫力、そして大自然の渓谷を感じることが出来る。

そしてトンネルの一番奥には物凄い人だかりが出来ており、どうやらここは写真撮影スポットで有名だったようだ。

1人1人自分の順番を待って並んでいる。

 

お山さん「せっかくだから写真を残したい」

 

そういうお山さんは列に並び、俺は邪魔にならないところで人に飛び掛かる犬(20kg)を抱っこして待っていた。

お山さんの番が来た頃クウをお山さんに渡し、俺は写真を撮影しようと人だかりの中央に「すみません…、すみません…」と本性を隠しながら進んだ。

そして、撮影した写真を見て分かるとおり、お山さんが写る番が来る頃には「並ばなくていいよ~」と言いに来た係員の影響により独占は叶わなかった。

どうしても独占で写真を撮りたい方は人の少なそうな平日とか時間を狙って来ないと週末はきっと酷いことになると思います。

俺も最後に先端まで歩き、展望所から外を眺めた。

富山県の黒部ダムはペットと行くことが許されず行くことを断念したが、いつかは行ってみたいとこの景色を見ながら感じだ。

 

幸い、犬が他の客の邪魔になることは無いままトンネルから出てくることが出来た。

トンネル手前には鳥居の奥に薬師堂がある。

薬師さんを信仰するものとして「こんにちわ」せずにはいられない。

控えている大仕事について願掛けを行った。

 

清津峡を後にしてふらふらと宿泊場所に迷いながら北上した。

このまま北上を続けて新潟市まで進んでしまっては宿泊場所に困りそうだった。

新潟市は予想外にも大都会である。

十日町市からとても聞き覚えのある地名の魚沼市を走り、北海道を思い起こすかのような直線についついシャッターを切った。

「どこで寝ようか?」と迷いに迷って遅くまで走ることになり、この後起きるいつものパターンに気を使いながら、

どうにか見つけた宿泊ポイント道の駅”花夢里にいつ”から少し離れた温泉でアヒルいっぱいの湯に浸かり、まだ開いているスーパーで買い物を済ませ、ホッと宿泊場所で安心の一息。

その後、案の定、疲れからか恒例の大喧嘩が起きるもどうにか収まることが出来、今日も一日を無事終えることが出来ました。

小須戸温泉健康センター花の湯館さんは障がい者無料で入浴させて頂けたとても有難い温泉でした。

障害手帳提示で無料の温泉は初めてでしたね。

 

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