続100名城高田城を歩く 新潟・東北車中泊旅2日目②からの続きです。
旅らしい旅が始まって1日目、新潟県妙高市や上越市のお城をいくつか見て回り、次に目指したのは新潟県十日町市にある美人林でした。
離れたくなかった日本海から南東方向へ進み、内陸部の山地に入って行きます。
途中で道の駅まつだいで休憩したり、1時間目安で運転交代するのが我が家の決まり。
何気ない道の駅ひとつも目を閉じれば風景の浮かぶいい思い出ですね。
美人林も前日に新潟観光を調べて紹介されていた場所で、突然決まった観光地です。
週末と言うこともあり駐車場から既に凄い人や車の数に期待が高まりました!
犬達も尻尾ブンブンで大自然の香りを感じております。
どうにか駐車場の開いている場所を見つけて車を停め、いざ美人林へ向かって歩き始めます。
俺「へぇ~」
お山さん「ふぅ~ん」
林さんって言う女性はとても喜びそうな場所でありますが、
俺「う~ん」
お山さん「写真の撮り方一つだねぇ~」
日本をあちこち旅していると、技術の進化を感じることも多く、それを伝える手段の進化も凄く「あれっ?思ってたのと違う…」ということは結構あります。
真っ先に思い出すのは岐阜県関市にあったモネの池です。
訪れた時期も関係しているのかもしれませんが「写真の撮り方一つ」だと真っ先に思ったのを今でも覚えています。
美人林に来て最初に思ったのが「モネの池みたいだ」でした。
これもまたよくあることなのですが、大自然をアピールした観光地へ行ったところ、
元々、大自然からそう遠く離れていない生活をしている自分たちが思い出され「あれ?普通じゃ…?」と言うのも本当によくあることです。
それでも腰を下ろして風景に見入っている人や、必死にシャッターを切っている人達も多くいました。
綺麗は綺麗なのが事実なのですが、写真で見る方が何倍も綺麗と言うことは、最近のカメラの性能や、加工アプリでよく知っているでしょう。
顔だってどこまでも変えられるそうですから!
どうでしょうか、一眼レフの何も技術を学んでいない俺の撮影したこの美人林の写真を見て「綺麗だ」と感じていただけたでしょうか?(事情あって画質はかなり低下しております)
俺「う~ん」
お山さん「微妙だったねぇ~」
と美人林を後にしてすぐに目に飛び込んできた、
独特で巨大な砂防ダムや、
その向かいにあった遺跡チックな発電所跡の方がよっぽど興味を惹いて、ワザワザ車を停めて写真撮影をしました。
何台かそういう車もいらっしゃいました。
何はともあれ、道路を走ることすら観光になります。
宮崎と鹿児島の境目から新潟県と言う遠くまで来ているわけですので滅多に見れない景色の連続です。
観光地にガッカリしても、名前も語られない町の風景1つが新鮮で目に焼き付いています。
心は常にワクワクしてますよ。