3巡目

遍路小屋内子から山水天国 区切り遍路16日目①

 

田渡川に架かる橋の下で区切り遍路3日目の朝を迎えました。

昨晩も寒くて目が覚めたのでテントの窓を閉めての就寝でした。

しかし、夜中に騒動が!

突然、大臀部に激痛が走り動けなくなりました。

この前の入院まで至った交通事故を思い出す痛みに遍路中止が頭を過ります。

暫く痛みに耐えるものの、痛みがどんどん酷くなります。

そこでビーニャさんを起こし、持って来ていた痛み止めの薬を飲み、幸いその後寝付くことが出来ました。

本来なら依存症と診断された後から断薬も始めているので薬は避けたいのですが、耐えられない痛みの時の痛み止めだけは別で、精神薬に関しては完全に断薬をしております。

お陰様で朝には痛みがひいていました。

水を切らしてしまっているので朝食は伊右衛門使用のお茶漬けのみで汁物はありません。

田渡川を見ながらの朝食です。

昨日はこの階段を下りて川で泳ぎました。

少し寒かったけど、汗だくの身体よりはずっといいです。

宿泊した橋の奥にはトンネルがあり、上にある遍路小屋内子に泊まれば、夜の橋とトンネルを照らすオレンジの灯りが綺麗だったでしょうが、我が家はひっそりと出来る橋の下を選びました。

出発の準備をしていると、再び大臀部に痛みが走ります。

痛み止めの効果が切れたのでしょうから追加しました。

宿泊した橋から見える位置には自動販売機もあります。

昨晩は飲み物を、今日は飲み物とリポビタンDを買い、元気をつけます。

今回の遍路はどれだけ飲み物を買ったのでしょう?と言うくらいお金を使いました。

今日は1日こんな景色の中を歩くのでしょうか?

川を隣に、山の谷間をずっと歩いた記憶がありますが、このルートを歩くのは2度目なので記憶の点と点が繋がっていません。

暫く歩くと目印としていた“なみへいうどん”が見えました。

まだ開店前ですが、とりあえず自動販売機が1つ確認できただけで満足として、次歩く時のための記録に残します。

山の谷間のお陰と、まだ午前中という事もあり、暑さは回避して距離を伸ばすことが出来ています。

しかし、今回の遍路中、いえ、毎回ですが、俺の顔の回りをずっとまとわりつく黒くてちっちゃい蚊みたいな奴らがいます。

何処までも着いてくるし、毎回だけど、こいつらの目的はどうやら俺の目の中に飛び込みたい様で…、いったい何のために?

川を隣にずっと歩きながら「水が綺麗だね」とか、「ここでテント張れるかな?」とか、「知り合い達も歩いた道だね」と話してました。

そんなこんなで滝ノ上橋休憩所です。

薬師堂と遍路友達の泊まったバス停があります。

ここでも自動販売機を1つ確認。

長めの休憩と水分補給、昼のカップ麺用の水をザックに詰め込みます。

少し進むと目印の落合トンネルが見えました。

荷物の軽い人が早朝に内子の町を出発すると昼頃ここに辿り着く目安の場所ですが、我々には無理ですね!

ここから右折して標高を上げていき、本日1つめの峠の下坂場峠を登ります。

しかしその前に少し振り返って、

是非ともチェックしたい所へ寄り道をします。

落合トンネル先の休憩所から川の向こうを見ると『おやっ?』何かが見えますね。

近づいて見ると、それは小さなお堂でした。

夫婦でトライした1度目の通し打ち遍路の時の宿泊候補地だったこの場所ですが、我々が選んだのは農祖ルートだったので立ち寄ることは叶いませんでした。

中は1人がやっとの広さとの情報もありましたが、予想以上に広くて綺麗でした。

気にならなければ3人は眠れそうな広さで、お目にかかれて良かったです。

そこから下坂場峠に登り始めました。

しばらくはまだ民家はありますが、どの程度自動販売機や水が補給できる場所があるのでしょうか?

登り始めてすぐに1ヶ所山水ポイントがありました。

もちろん水マ…(略

美味しかったそうです。

その先には栗がいっぱい落ちてました。

しかも中身入り!

嬉しくて取ろうとしたら何度も指を刺されて断念。

栗のトゲって結構鋭いのですね…。

少し進んで、

2ヶ所目の山水ポイント。

どちらの山水も透明で冷えていて美味しかったです。

実は滝ノ上橋休憩所で補給品した水はトイレの水でした。

遍路中、我々はトイレの水を利用する場面も多いのですが、今日は何故か気が向かない。

これから登る峠に向けて水が必要なはずなのに、それよりも体力不足を感じる今は重さを増やしたくなくて。

しかし、ビーニャさんに昼御飯を食べさせたい一心で、こっそり水を1,5リットル積んで来ていたのです。

こんなに水の宝庫と知っていたなら、こんなに重いものを背負ってこの坂登らなかったよ!

と言うわけで、これから鴇田ルートを登る方の参考になれば。

次回も水情報満載です!

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