遍路

いよいよ千本峠へ 区切り遍路38日目①

区切り遍路37日目②からの続きで、凍る峠御堂での一夜が明けました。

寒いことは簡単に予想できるので、装備で難なくしのげます。

それに我が家には2匹の湯たんぽがおり、うち一匹は命がけで寝袋に潜ってくるので、お陰様であったかいです。

しかし、その分寝袋はパンパンに張り、寝返りも打てないし、睡眠にも悪影響で昨晩は一睡も出来た感覚がありませんでした。

お山さん「見て!シェラフカバーが凍ってる!」

写真を撮る準備をしている時には溶け始めたのですが、足元や頭などテントに接する面は結露も激しく、濡れたり凍ったりするので、こうしてシェラフカバーにより寝袋を保護してもらいます。

ゴアテックス製のシェラフカバーなので値段は張りますが、長期のテント泊の旅をする我が家としては冬の必需品となっております。

若干の保温性にも役立ちますし、水濡れに弱いダウンシェラフの保護に重宝します。

冬のテント泊は動き出すまでが勝負です。

寒いので動きたくない気持ちを押し殺して思い切って外に出ます。

とは言え、既に他の季節より起床は30分以上遅い。

起きたらまず、電力の確保から。

完全に野宿の旅でコンセントプラグ一つ持ってきていないので、電力の確保は非常に大事です。

木々の隙間から日の当たる角度にソーラーをセットしても、朝の日の昇りは早く、あっという間に角度が変わり影になる。

何度も調整しながら出来る限りモバイルバッテリーに蓄電します。

冬の久万高原町の山中なので、テントにもつららが出来る。

雪国の人には普通でも、南国に住む我々にとっては大騒ぎな出来事。

当然乾かす暇もないので、重量アップのオマケつき。

2人で遍路をしていた頃は、前日の夜の残りで朝食を済ませていたけど、犬2匹が加わってからは朝晩2合ずつ米を炊かないと足りません。

その分、朝の準備に時間もかかるので、少しでも時間の節約に前の日の晩からプロテインシェイカーの中で米を水に浸すなど、時間の節約をしています。

旅にプロテインシェイカーは本当におススメ。

勿論、夕方前には夜の米を水に浸しながらザックに詰めて歩いてます。

米は水に浸さないと芯が残って硬いのです。

準備を済ませ峠御堂トンネルまで下って来ました。

普通の人なら既に1時間以上は歩いている時間です。

ガチガチに凍った岩肌の山を下り、何度も滑り、コケてしまい、踏ん張った時に膝の筋を延ばしてしまいました。

 

昨晩泊まったのは写真左上の遍路道を上がった山の中。

これから向かうのは写真右上の千本峠。

2つの峠は繋がっているのですが、遍路道を歩くので一度河合の集落まで道を下り、そこから千本峠を目指すこととなります。

今回、是非とも千本峠を歩いて見たかったのですが、そのためにはかなりの遠回りをすることになります。

車を停めた場所から登って下って登って下ってと、峠2ヶ所を含めて5km以上の遠回りとなります。

誰もが歩く遍路ルートの県道12号を下りながら振り返り、同じく左が峠御堂、右が千本峠となります。

繋がっている峠をワザワザ下ってから登ります。

途中で河合の遍路小屋へ向かう遍路道へは進まず、そのまま県道を下ると、

千本峠の入口らしき分岐がありましたが、道標はありません。

向こうに写る道標には「高野」と書いてありますが、遍路道の道標ではありません。

少し迷ったけど、ここしかそれらしい道がないのでここを左折して登ってみましょう。

因みにここを真っ直ぐ進むと遍路宿八丁坂を通り、岩屋寺へ向かいます。

「高野」と言う道標があったので車の通れる道か?と思ったのですが、コンクリートの道はすぐに終わり、

あっという間に景色は一変しました。

砂利道に積もる雪、そして早速始まる登り坂。

有難いことに、遍路道標の札が確認できホッとします。

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