車中泊旅

約2,000kmを突っ走る2日間 新潟・東北旅のラスト

旅の締めくくりの八戸市にある根城へ 新潟・東北旅6日目⑥からの続きです。

 

昨晩は岩手県にある道の駅平泉で車中泊となりました。

あとはただ南へ向かって走るだけの2日間となりますが、少しでも違う景色が見たいと下道を出来るだけ走り、初めてとなる太平洋側の高速道路を使って帰りたいと思います。

因みに、今朝から喧嘩が始まりました!

原因は疲れでしょうが、本当にどこまで来ても喧嘩が起きる旅に嫌気がさします。

“セトモノ”がぶつかりっこすると壊れてしまうから、どちらかが柔らかければ壊れないと言うように、俺は女性に気の強さや頑固さを求めていません。

俺の周りにいて悩んでいる多くの女性は、女の子のように可愛く甘えたりしたいのに、そう出来ない自分がいて、そう出来ている女性を非難する傾向がとても強いです。

「ごめ~ん!」って甘えられたら本人が楽をするのに…と、不便にその人達を見ております。

俺にも(間違った)強い“男”に憧れた時期があったので、コンプレックスの空回りが良くわかります。

そう出来ない自分を“認められる”だけでいいのですが、“否認”は多くの人が持っている誤った防衛本能なのでしょう。

彼女は昨晩のことを「ここに着いてからイライラした凄い態度だったよね」と、それを言っている今のイライラしている凄い態度の自分を見失いながら言い出しました。

俺は何度も伝えているように、一つ一つの了解を求めて来る彼女にウンザリしていたわけです。

だってそうでしょう?これだけ旅の経験をたくさん積みながら、未だに宿泊地に着いてからの順序を覚えられない。

と言うより、彼女のとても悪い癖で、自分の頭で考えることを放棄している。

「自分の事でしょ!?」と寝る、食う、を自分の事として考えるように彼女に伝えます。

そこに長距離運転して、しかも昨晩は大雨の中の運転で疲れているのに、やっと道の駅についたら今度は質問攻めなのです。

俺も疲れてるし、自分の時間やペースが欲しいのです。

そして何より、出来る限り自立を目指した旅である以上、御互いに頼りになる相棒でいて欲しいのです。

ところが、随分と寄りかかられているような…、女の子だから?ならば何でそんなに気が強いの?矛盾していない?都合よくない?

だから俺は“旅は1人”と言っているわけで「じゃあ、駅まで送って」となります。

岩手県に居ようが、交通機関に乗るだけで宮崎県なんて簡単に帰れます。

旅を難しく考えているのは、そもそも考えていないからなのではないでしょうか?

と、その時あったことが決してネガティブなことだろうが、その経験を後に活かせたり、今行っているブログの引っ越し作業でも、過去の思い出として記録はとても貴重なものとなっています。

経験を活かしましょう。

お互いがいるから、こんな遠くまで2人と2匹で車に乗って来れてるのですから。

 

という訳で、仲直りして下道を出来るだけ走ります。

宮城県大崎市まで下った所で道沿いにあったドン・キホーテ古川店で、今から2日間高速道路上で過ごすための食料などを買い込み、少しでもガソリン代を節約するために高速道路に乗る前に給油を済ませます。

そして「ここが下道の限界…」と最寄りの古川インターから高速道路に乗りました。

こうして東日本の旅をする時に必ず鍵となる地点が滋賀県にある大津サービスエリアか(帰り)、多賀サービスエリア(行き)の2ヵ所になります。

自宅から高速道路を使って約950km地点にあり、走り続けた到着予想時間が約12時間なので、これが2人で交代して運転する1日の限界であり、風呂もあるポイントだからです。

だから今日中に滋賀県の大津サービスエリアに辿り着く時間を逆算したら、下道で走るのはここが限界となり、関東経由の約850km、約10時間の高速道路生活1日目が始まります。

高速道路は景色にも恵まれず実に退屈なものですが、救いは今まで走ったことの無い太平洋側を走れるということと、日本の都市部に近づけるという位でしょうか?

東京に近づくと車の量も増え、道路もやや複雑になって行きますが、特に展望が良かった印象はありません。

しかし、海老名あたりに来ると遠くに摩天楼の様に一角だけ高いビルがそびえ立ち、大都会を感じます。

そしてその頃から始まった渋滞と、前も見えないほどの豪雨に苦しみながら、足柄サービスエリアに辿り着き、ここで本日の風呂を済ませるが、大津サービスエリアの下りにもシャワーがあったことを後に知ることになった。

入浴を済ませて長篠設楽原サービスエリアへ。

この地には2度ほど来ており長篠城を見たこともあるが、古戦場を見たことは無かったので是非とも立ち寄りたかった。

奥に見える丘に織田信長が陣取った本陣跡があるようだから犬を連れて登ってみましょう。

本陣跡から長篠設楽原サービスエリアはこんな感じで見えて、右の山裾に羽柴(豊臣)秀吉が陣取ったようです。

織田軍の配置図を見ても、秀吉の重要さが伝わるような配置で意外でした。

本陣跡には小さな社があった程度ですが、古戦場が一望出来て登ってきて良かったです。

何より、歴史上の人物と同じ場所に立てたロマンを感じますね。

これにて、長篠城も、長篠設楽原の戦いもやっと経験することが出来たと言えます。

次来ることがあれば、実際に古戦場を歩いてみたいですね。

さて、日も暮れてきました。

それもそのはずで、今日の目標としている大津サービスエリアまで残り200kmを切っております。

後は2人で1時間ずつの運転で済みますね。

そこから大都会名古屋の夜景に感動しながら辿り着いた滋賀県大津サービスエリア。

帰りでここを選ぶもう一つの理由は、余りにも悪すぎる、という言葉すら限度を超えているトラックマナーの悪さから身を護るためであります。

深夜のサービスエリアは普通車駐車スペースすら停められないほどの大型トラックに占領されており、おまけにアイドリングの騒音も酷い地獄絵図です。

冷凍車が居たらもう最悪レベルの重低音が辺りに鳴り響きます。

大津サービスエリアは進入口に普通車エリアとトラックエリアが区別されており、小さいS字カーブと、弾力性のあるポールによって大型車の進入は“難しく”なっております。

それでも突撃してきて普通車8台ほどのスペースを占領するならず者も沢山見受けられますが、それでも停められるだけマシであります。

以前、どこのサービスエリアも停める場所が1台も見つけられず、更に深夜の広島まで走り大変な思いをしたことがありますので、ここで安牌を取ることにしているのです。

という訳でお休みなさい。

今日一日、まだ最後の旅の悪あがきが出来ると、終わる旅に寂しさを感じながら大津サービスエリアで“仮眠”しました。

翌朝、家に帰る言う絶望の朝を迎え、何も珍しくない高速道路をひたすら約910km走り、二度と見たくない“都城”と書かれたゲートを潜る。

逆光と、高速道路走行で汚れたフロントガラスから恐る恐る見た高速道路料金は23,520円。

この旅での高速道路料金は合計40,300円、ガソリン代58,612円を足して交通費98,912円となりましたが、お金をかけても東北にはまた来たいと思っています。

他、温泉、食事、観光、お土産など出費がありますが、面倒なので計算していません。

出来るだけ自炊を頑張ったし、旅に出ていなくても物は食うので、自宅に居るのと微々たる差でしょう。

移動距離はグーグルの履歴で4,537km、乗車時間89,5時間の8泊9日の旅でした。

楽しかったです。

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